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Japan
![]() 法隆寺/Houryu-ji聖徳太子の国の始めから1400年間日本を見守っているお寺。 千年生きる木は千年立ち続ける建物として残さないと宮大工の恥だそう。 | ![]() 伊勢神宮/Ise-Jingu法隆寺が千年のお寺なら、伊勢神宮は二十年ごとに遷宮される神社。 千年と二十年が何の違和感もなく共存しているのが日本。 | ![]() 宮崎県高千穂の雲海/Takachi-ho天照大神が降臨した伝承を持つ高千穂。その高千穂からの朝日。 ここから神武の東征が始まるが、高千穂の風景と大和の風景は瓜二つ。 | ![]() 屋久島の自然/Yakushima-Is深く、清い自然が残る屋久島。 宮崎駿も何度も訪れており、もののけ姫の獅子神さまがいる。 そして、霊性も強い。 |
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![]() 壇ノ浦関門海峡にある壇ノ浦。鳥居は平家の一杯の水。 ここから平家の落人が日本全国の辺境に散らばっている。そして各地に平家の伝承が残っている。 滅びるものに儚さを感じるのは、日本の優れた感性かもしれない。だからこそ、自分自身が滅びても矜持を保てる。 | ![]() 静岡県森の舞楽京都祇園の祭りがここ静岡に伝わった、蟷 螂の舞。 祇園祭では舞われることがなくなったが、ここ静岡では残っている。 日本では、中央の伝統が辺境の地で保存されていることが良くある。 中央と地方の対立構造ではなく、寄り添いながら相互依存していることを再認識する。 | ![]() 隠岐の島、久見神楽/Okinoshima-Is隠岐の島の伝統神楽。 昔は小学校で神楽を教えていたが、統廃合によって伝統が廃れているそう。 経済的合理性だけを考えるのではなく、地方文化や伝統にそれぞれの施策がどういった影響があるか、考えないといけない。 また島のあちこちに残る舟屋敷や家々。間違いなく戦前の風景を残している貴重な日常。 そして隠岐は、明治の始めに隠岐コミューンや廃仏毀釈が最も激しい地域。このことから、日本の地方・辺境では思想が純化し、行動も純朴になることが見て取れる。吉野の十津川も同じ。 | ![]() 秋田県、霜月神楽/Akita-Pref保呂羽山の霜月神楽。 この地方で神官さんや神子さんのみが舞う古来の様式を残した神楽。 一晩中奉納した後、朝には、直会が見学者にもふるまわれる。 神様を祭った後に、神様と同体にあるこの食事。 これを見学者含めて共有することに、伝統の奥深さを感じる。 このような文化が残っている日本は本当に素晴らしい。 |
![]() 滋賀、教林坊/Shiga聖徳太子創建の伝承を持つお寺。 白洲正子の書籍でも紹介されている、風情がある雰囲気。 廃れていた古寺を身をはたいて和尚さんが再興。それもあってか、仏像や獅子おどしにも、慈しみの心が顕れている。 | ![]() 青森、恐山/Osore-zan「人は生まれている時には意味などない。 生きていくうちに周りの人から意味をもらうもの。 そして意味を与えてくれた方が死者になったら恐山に会いに来ればよい」と和尚の言葉。 2011年の東日本大震災の後、東北の被災地の方々が亡くなった方とのつながりを求めてこのお寺に参拝しているとのこと。 ”宗教””信仰”という浅い単語ではなく、生きる本質がここにある。 |
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