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水海の田楽能舞

―重要無形文化財 鎌倉時代からの田楽と能舞、-

重要無形民俗文化財である福井県池田町の水海の田楽能舞(みずうみのでんがくのうまい)。まだ雪積る2月の寒い中、午後いっぱい開催される。

その昔鎌倉時代の執権がこの地を訪れた際に、地元の人が慰めに田楽を見せ、代わりに北条時頼が能舞を教えたらしい。

12時に川で禊が行われ、その後田楽と能舞が鵜甘神社で開催される。
他の地域の神楽などは人手不足でいろんな地域から参加して開催されるが、ここは地元の人たちで舞われるとのこと。
そして禊や不浄へも厳しい掟がある。舞の代表者は3日前から自分で調理したものしか食べないし、また演者は2日前からトイレに行かないらしい。

舞っている方は「神様に奉納しているので、舞の後に拍手されるのは違和感がある」とのこと。こういう神事は見学者も大事にしたいものです。

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